ロバート・ダドリー、BPの取締役に就任予定

発表日:2009年2月18日
BP p.l.c.の取締役会は本日、ロバート・ダドリーが2009年4月6日付で取締役に就任することを発表しました。今後ダドリーはBPグループのマネージング・ダイレクターの一員として、南北アメリカおよびアジアにおける当社事業の全般的な監督責任を担うことになります。 

ダドリーは最近まで、ロシア第3位の石油・ガス会社であるTNK-BPの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めていました。2003年にこの役職に就く前は、BPならびに合併前のアモコ社において、海外の石油・ガス業界全般に及ぶ営業、操業、経営面の職責を担い業務を遂行していました。 

ダドリーの取締役就任について、BP会長ピーター・サザーランドは次のように述べています。「ボブ(注:ロバートの略称)・ダドリーがBPに戻り取締役に加わるのをうれしく思います。彼は当社の事業全般にわたり豊かな経験を持つ有能な幹部であり、TNK-BPをロシアの一流企業のひとつに押し上げた立役者の一人です」 

グループ最高経営責任者のトニー・ヘイワードは次のように語っています。「当社の誰もがボブの幅広い経験の恩恵に浴することでしょう。彼がいた間にTNK-BPの企業統治は進み、操業の安全性と環境パフォーマンスは改善され、同時に可採埋蔵量と生産量も大幅に増加しました。

ロバート・W・ダドリーの経歴

ロバート・ダドリーは2003年から2008年までTNK-BPの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めていました。ダドリーが指揮を執っていた間に、TNK-BPの石油生産量は26%増加、年間の追加埋蔵量は平均138%を記録、下流事業の収益は5倍増、探鉱・開発にかかる平均コストはロシアの石油会社の中で最低となり、加えて、ロシアの主要石油会社で最高の平均株主利益率(年間45%)を達成しました。ダドリーは2008年末にTNK-BPを退きました。 

TNK-BPのトップに就任する前、ダドリーはBPグループヴァイス・プレジデントとしてロシア、カスピ海地域、アンゴラ、アルジェリア、エジプトにおけるBPの上流事業(探鉱・開発、生産)を担当していました。その前は、BPグループヴァイス・プレジデントとしてロンドンのガス・パワー・アンド・リニューワブルズ部門の中に設置された「再生可能エネルギーおよびオルタナティブ・エナジー(代替エネルギー)業務」を担当するとともにグローバル・ソーラービジネスおよび風力・水素関連ビジネスの責任も担っていました。またその前はBPグループ最高経営責任者の役員補佐を務めていました。1999年には、ロンドンでBPグループ戦略のマネージャーの地位にあり、BPとアモコの合併前は、シカゴのアモコ社で同様の職務に就いていました。 

1994年から1997年までは、アモコで上流および下流事業の経営企画担当としてモスクワに駐在していました。その前は、米国で石油・ガスの調査開発業務の改革に取り組み、1987年から1993年にかけては、南シナ海で複数プロジェクトの交渉および開発に携わっていました。1979年にアモコに入社し、若い頃は米国および英国においてエンジニアリングや営業の各種業務に従事しました。 

ダドリー氏には29年連れ添ったメアリー夫人と2人の子供がおり、今後はロンドンに居住予定です。米国イリノイ大学で化学工学を専攻し学士号を取得、サンダーバード・スクール・オブ・グローバル・マネジメント(Thunderbird School of Global Management)で国際経営修士号(MIM)を取得、サザン・メソジスト大学(Southern Methodist University)で経営学修士号(MBA)を取得しています。