メキシコ湾原油流出対策の最新情報

発表日:2010年5月10日

BPは本日、メキシコ湾MC252鉱区の事故対策の進展について最新情報を発表しました。

※こちらは参考訳で、正式なリリースは英文のものとなります。

海底流出源における制御と封じ込め

海底作業は引き続き次の2つの活動に重点を置いています。第1に、物理的封じ込めにより原油の流出量を減少させること、第2に、「トップキル」法を用いて流出を食い止める作業を進めることです。 

先週配備された封じ込めドームは、海底の流出区域から離れた場所に停泊させてあります。ハイドレートの蓄積のために流出の中心箇所にドームを覆いかぶせて設置することができず、週末に設置作業が中止されたためです。 

流出の中心箇所に沈めるための、第2の小型封じ込めドームが準備されているところです。この小型ドームは、原油を回収・処理するために海上に停泊している掘削船に掘削パイプとライザー・ラインで接続されます。小型ドームは、大量のハイドレートの形成による影響を緩和するためのものです。この作業は過去に水深5,000フィート(約1,500メートル)で実施されたことはありません。 

ドームの設置以外に、防噴装置の作動作業も進められていますが、これにより油井から原油の流出を食い止めるための「トップキル」法を試みることが可能になりました。この「トップキル」法は、今後2週間にわたり、小型封じ込めドームの設置と並行して実施される予定です。 

海底で原油流出を封じ込めようとさまざまな方法の試行や検討が行なわれていますが、どの方法も過去にこのような状況で試めされたことがないため、かなりの不確定要素が伴います。 

BPは引き続き、政府機関や業界専門家と協力して、原油流出を海底で食い止める方法を見つけるために、出来ることはすべて行ないます。 

1本目の救助井(リリーフウェル)の掘削は5月2日の日曜日に始まり、現在も作業が続いています。完成まで3カ月程度かかる見込みです。

海上での流出対策と封じ込め

海面に浮上した原油を回収・分散する作業は続いています。スキマー(油回収装置)やタグボート、はしけ、油回収船など275隻を上回る船舶や装置が作業にあたっています。 

流出対策が開始されて以降、海面に広がる原油に散布された分散剤の量は31万5,000ガロン(約143万リットル)になります。 

海面の原油をすくい取る集中作業も続けられました。これまでに、油を含む液体約9万バレル(約1,400万リットル)が回収されています。 

原油の海岸漂着を食い止める取り組みの一環として設置されたオイルフェンスの総延長は、現在、100万フィート(約305キロメートル)を超えています。 

現在までの対策費用は、流出対策費、封じ込め費用、救助井掘削費、メキシコ湾岸州との契約による支払債務、和解費用、連邦費用など、約3億5,000万ドル(約324億円)にのぼっています。
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