メキシコ湾原油流出の最新情報

発表日:2010年7月12日

BPは本日、メキシコ湾MC252鉱区における事故対策の進展について最新情報を発表いたしました。

※こちらは参考訳で、正式なリリースは英文のものとなります。

海底流出源の制御

MC252油井は7月15日以降封鎖されており、現在、メキシコ湾への原油流出はありません。BPは全米事故対策委員長の指導と承認のもと、連邦政府の指揮と指示を仰ぎながら作業を続けています。 

8月5日にMC252油井にセメントを注入するセメンチング作業が完了し、これに続いて圧力試験が実施されました。試験結果では、油井のセメント封鎖が効果的であることが示されました。「スタティック・キル」とセメンチングの処置の成果が出ていると私たちは考えています。 

BPは5月2日に開始したリリーフウェル(救助井)の作業を引き続き進めています。救助井は現在、深度17,909フィート(約5,459 m)に達しています。MC252油井との交差ポイントに向けて掘り進むには、掘削作業と、油井との距離を確認するための「レンジング」作業を交互に繰り返す必要があります。現時点では、第1救助井は8月15日までに交差ポイントのアニュラス(抗井内のパイプと抗壁の間隙部)に到達する見通しです。 

2本目の救助井は5月16日に作業を開始しましたが、第1救助井の完成を妨げないよう、深度15,874フィート(約4,838 m)まで掘り進んだ時点で作業は一時中断されています。 

海底作業の状況については、BPのウェブサイト(www.bp.com)で情報を毎日更新しています。

海上の流出対策

海面の原油を発見して回収する作業、ならびに海岸に漂着した原油を回収・除去する作業が続いています。7月15日以降、MC252 油井からメキシコ湾への新たな原油流出はありません。その結果、BPは統合対策本部の一端として、上空からの監視やその他の調査を行ない、スキミングで回収できる原油量がここ数日で減少していることを確認しました。スキミング作業により現在までに回収された油状液体は、合計82万6,000バレル(約13万1,300キロリットル)以上になります。また、燃焼処理作業は合計411回実施されました。 

対策作業には人員およそ3万800人、5,050隻以上の船舶、数十機の航空機が従事しています。

追加情報

今回の原油流出で被害を受けた個人および事業者に対する賠償金支払いは、8月のうちに、ケン・ファインバーグが統括するガルフ・コースト・クレームズ・ファシリティ(GCCF)に引き継がれますが、それまでの間はBPが賠償金の支払いを続けます。8月7日現在で、賠償金の請求件数は約14万5,000件にのぼります。そのうち10万3,900件以上、総額3億1,900万ドル(約274億3,400万円)がこれまでに支払われました。 

現在までの対策費用は、流出対策、封じ込め、救助井の掘削、スタティック・キル、セメンチングなどの作業にかかった費用、メキシコ湾岸州への支援金、支払われた賠償金、連邦費用など、約61億ドル(約5,185億円)にのぼります。これには、計上された最終経費に基づいて今後の予測経費を調整した金額が含まれています。6月16日にBPは米国政府と合意した一連の対応策を発表しました。今回の原油・ガスの流出に起因して発生が避けられない債務を弁済するために200億ドル(約1兆7,000億円)の補償基金が設置されましたが、これもそうした対応策のひとつです。
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