BP、メキシコ湾の油井封鎖作業の完了を発表

発表日:2010年9月19日

※こちらは参考訳で、正式なリリースは英文のものとなります。

BPは本日、メキシコ湾MC252油井のケーシング(掘削された裸抗に取り付けたパイプ)ならびにアニュラス(パイプと掘削抗壁の間隙部)をセメントで密封し、油井の封鎖作業が完了したことを発表しました。 

MC252油井は7月15日以降封鎖状態にありました。スタティック・キルの処置に続き、8月にはセメンチング処置が施されて、ケーシングはセメントで密封されました。DD3リグで掘削されたリリーフウェル(救助井)は9月15日にMC252 油井のアニュラスに到達、その後9月17日に、アニュラスにセメントが注入されました。BP、米連邦政府の科学チーム、ならびに事故対策司令官(National Incident Commander)は、ケーシングの密封に続き、MC252油井のアニュラスの密封にも成功したと断定しました。 

「ディープウォーター・ホライズンの重大事故の対策において、これは重要な節目であり、複雑かつ前例のない海中作業の最終段階です。この油井はもはやメキシコ湾を脅かすものではないことがようやく確認されました」とBPグループ最高責任者のトニー・ヘイワードは述べました。「しかし、まだやるべきことは残っています。最後まで仕事をやりとげ、メキシコ湾や湾岸の被害を修復し、湾岸地域の人びとの元の暮らしを取り戻すというBPの約束に変わりはありません」 

BPはこれからMC252油井の廃坑を完了させる作業に取り掛かります。ケーシングの一部の撤去やセメントプラグの設置などがこれにあたります。2本のリリーフウェルに関しても、同様の埋め立てや廃坑作業が発生します。 

BPはまた、原油封じ込めに使用した設備の解体・回収、ならびに現場に配置された船舶、掘削施設の汚染除去作業もこれから開始します。こうした作業の関連費用は徐々に減少するものと見込まれます。

海上の流出対策

人員およそ2万5,200人、船舶2,600隻以上、数十機の航空機が現在も対策作業にあたっています。 

7月21日以降は、メキシコ湾の海面から油状液体は回収されていません。最後に燃焼処理が実施されたのは7月20日でした。BPは統合対策本部の一員として、海面に原油が浮遊していないかどうか確認するため、上空からの監視やその他の方法で調査を続けています。ピーク時には、約350万フィート(約1067km)のオイルフェンスが流出対策として配備されました。現在もまだ67万フィート(約204km)のオイルフェンスが配備されています。

追加情報

8月23日に、ディープウォーター・ホライズン事故に関連する、個人および事業者からの賠償請求の処理手続きはガルフ・コースト・クレームズ・ファシリティ (GCCF) に移管されました。現在までに6万8,000件を超える賠償請求がGCCFに提出され、そのうち1万9,000件以上、総額で2億4,000万ドル(約204億円)を上回る金額が現在支払われているところです。不動産業者に対する3,450万ドル(約29億3,250万円)の基金もこれに含まれます。手続きがGCCFに移管されるまでに、BPは12万7,000件、総額およそ3億9,900万ドル(約339億1,500万円)の賠償金を支払いました。 

9月18日までの対策費用は、流出対策、封じ込め、救助井の掘削、スタティック・キルおよびセメンチング作業などの費用、湾岸州への支援金、支払われた賠償金、連邦費用など、総額およそ95億ドル(約8,075億円)にのぼります。6月16日にBPは米国政府と合意した一連の対応策を発表しました。今回の原油・ガス流出に起因して発生が避けられない債務を弁済するために200億ドル(約1兆7,000万円)の補償基金が設置されましたが、これもそうした対応策のひとつです。
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