2018年第4四半期業績

2019年2月5日
BP p.l.c.(ビー・ピー・ピーエルシー)

「当社は、優良なプロジェクトの数を増やし、下流事業のマーケットを拡大し、BHPのシェール資産買収のように革新的な取引を成立するなど、事業の成長拡大に取り組む一方、安全で信頼性の高い事業運営、効率的な業務執行と資本運用といった側面においても優れた成果を挙げています。BPの戦略は確実に機能しており、このことは、エネルギーの大転換期にあって当社によりよい結果をもたらし、株主の皆さまのご期待に応えるものと確信しております。」 グループ最高責任者 ボブ・ダッドリー

年間収益は2倍以上、利益率もほぼ倍増

• 2018年全体の基本的再取得原価利益は、2017年の倍以上となる127億ドルとなった。第4四半期の決算は、すべての事業部門が業績好調となったことで、35億ドルの黒字となった。

• 平均使用資本利益率は、2017年の5.8%に対して、2018年は11.2%となった。

• メキシコ湾原油流出関連の支払金を除くと、営業キャッシュフローは2018年全体で261億ドルとなった。これには、運転資本の増加による資金収支の悪化26億ドル(棚卸資産の保有損を考慮して調整した後)が含まれる。これに対して、2017年の営業キャッシュフローは、運転資本の減少による資金収支の改善26億ドルを含む、241億ドルであった。

• 2018年のメキシコ湾原油流出関連の支払金は、税引き後で総額32億ドルとなった。

• 2018年の資産などの売却益は総額35億ドルとなった。BPは今後2年間で100億ドルを上回る資産売却を完了する意向である。これにはBHPとの取引に続いて発表された計画も含む。

• 当期における一株当たりの配当金は、前年同期を2.5%上回る10.25セントと発表された。

上流事業の稼働率、精製処理量は過去最高

• 上流、下流事業ともに2018年の稼働率は非常に高かった。

• 2018年度、BPがオペレーターを務める上流プラントの稼働率は過去最高の96%となり、下流事業では、製油所稼働率が95%、精製処理量は過去最高を記録した。

• 2018年の石油・ガスの報告生産量は、原油換算で日量平均370万バレルとなった。上流事業の基本的生産量(ロスネフチを除く)は2017年を8.2%上回った。

事業を拡大し、エネルギーの大転換を進める

• 2018年には上流大型プロジェクト6件が生産を開始、2016年以降稼働を開始したプロジェクトは計19件となった。

• 2018年の埋蔵量置換率(RRR)は、ロスネフチを含むと100%となる。新規取得や売却した資産を含むとRRRは209%となるが、これはBHPとの取引が主な要因である。

• 燃料販売事業は引き続き成長した。コンビニエンスストアとの提携による給油所併設型の店舗数が25%以上増加したほか、メキシコでの小売事業がさらに拡大したことによる。

• 2018年、BPは「reduce-削減、improve-改良、create-創造」を柱とする枠組みの導入や、事業で排出される温室効果ガスについて明確な目標を設定するなど、低炭素エネルギーへの移行を進めるための取り組みを提示した。エネルギー大転換に向けてBPはすでに大きく前進しつつある。

• BPは英国の電気自動車向け充電サービス会社Chargemaster社を買収。また、Lightsource BP社は事業をグローバルに拡大展開した。
再取得原価利益(損失)、基本的再取原価利益、メキシコ湾原油流出関連の支払金を除く営業キャッシュフロー、運転資本は、いずれも、一般に公正妥当と認められている会計基準(GAAP)に則って計算した数値ではありません。GAAP基準、上流プラントの稼働率、製油所稼働率、大型プロジェクト、棚卸資産の保有損益、営業外項目、時価主義会計の影響、基本的生産量については、英文PDFファイル32ページのGlossaryに定義が記載されています。