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中期経営計画

中期5ヶ年計画(2018-2022)について

 

当社は、成熟化している自動車用潤滑油市場において、長期的な信頼と価値を築き継続的に業績を上げていけるよう前5ヵ年計画の戦略を継承しつつ、今後数年間の市場環境を詳細に分析しその予測に基づき計画細部を練り直し、新たな中期5ヵ年計画(2018-2022)を策定いたしました。

 

当社のミッション

 

「消費者・カスタマーのニーズを第一に考慮し、差別化された潤滑油製品および関連製品・サービスを提供する、安全かつ刺激的な職場環境を社員に提供する、そして、業界をリードする利益を株主に提供する。

当社事業をめぐる市場動向
中期5ヶ年計画(2018-2022)の概要
成長に向けた取り組み
重点チャネルへのアプローチ
当社事業をめぐる市場動向

現在の日本の経済環境は、政府の各種政策により長く続いたデフレからの脱却が進みつつあり、2012年末から続く景気回復は高度経済成長期の「いざなぎ景気」を超え、戦後2番目の長さになりました。また、IT、技術革新による新たなビジネスも創出されつつあり、経済の活性化も進行している一方で、消費者による節約志向や選別消費志向が継続しております。

 

自動車用潤滑油市場は、自動車業界を取り巻く環境変化に大きく影響を受けますが、国内の自動車販売台数は、若者の車離れ、平均使用年数の長期化、カーシェアリングの活用などから、総じて減少傾向にあります。また、自動車保有台数の増加も鈍化し、今後は横ばいないし減少に転じていくものと予想されます。

 

このような環境の中、カーメンテナンスへの関心の低下、エンジンオイルの交換サイクルの長期化、コンパクトカー・軽自動車への根強い指示などにより、自動車用潤滑油市場としても、目立った新たな需要の押し下げ要因は見当たらず、今後数年間は売上げ数量・売上高ともに年率1~2%減少していくものと予測しています。業界においては電気自動車への本格的な移行を積極的に進める動きが出てきておりますが、日本国内の市場においてはインフラ整備等の課題もあり電気自動車への移行にはまだ相当な時間がかかるものと予想されます。


また、原油価格はOPEC及びOPEC非加盟産油国による減産延長合意を受けて2017年後半から再び上昇傾向にあり、為替相場の変動と合わせてその規模によっては今後の原材料価格に影響を与える可能性があります。
中期5ヵ年計画(2018-2022)は、こうした市場環境の変化と予測を前提として、その中でさらなる成長を実現すべく策定しました。(第41期報告書より)

中期5ヶ年計画(2018-2022)の概要

この中期5ヵ年計画は、2018年度から2022年度までを計画期間としてスタートしました。基本的には前計画の戦略を継承しつつ、新たな数値目標を定め、成熟した市場環境の中において当社の市場占有率を高めながらビジネスを成長させていきます。そして、長期的な信頼と価値を築き、継続的に業績を上げていけるベストブランド・マーケターを目指します。


5年間を通じて達成すべき目標として、2022年度における売上高13,645百万円、経常利益2,883万円、自動車用潤滑油市場(70万KL)占有率を5%を掲げました。この数値目標を達成するために、全社員が今まで以上に一つのチームなり、安全で効率の良い業務(オペレーショナルエクセレンス)を常に追求してまいります。

  2018年度(予想) 2022年度(目標)
売上高 12,236百万円 13,645百万円
経常利益 2,155百万円 2,883百万円
自動車用潤滑油市場の占有率 3% 5%
成長に向けた取り組み

自動車用潤滑油市場は、前述の通り売上数量・売上高ともに年率1~2%減少し、今後数年間推移するものと予測しています。この成熟化した市場において、当社は以下の7つの戦略をもって市場占有率を高め、事業を成長させていくことにチャレンジします。

 

①カストロールブランドをさらに強化する
②プレミアム・オイルを中心としたマーケティング及び販売戦略を継続する
③市場の変化に即応し付加価値のある差別化された製品及び付帯サービスを提供する
④ブランド資産が生かせる近隣製品カテゴリーへ競争力ある製品とともに参入する
⑤カーショップ、カーディーラーチャネルに焦点を当て、経営資産を集中する
⑥業務効率(オペレーショナルエクセレンス)の更なる向上を図る
⑦数々の社員のキャリアプランに応じた人材育成・能力開発プログラムの拡充を図る
重点チャネルへのアプローチ

カーショップ:

本チャネルでは高レベルのマーケット・シェアを持つ強みを生かしながら、これまでの5ヵ年計画に引き続き、合成油セグメントを中心に最新のエンジンに対応したタイムリーな新製品導入や販売促進活動に集中し、オイルカテゴリー全体の販売単価及び利益の向上をリードしてまいります。


また、カストロールが全世界で実施するスポンサーシップや他業種とのコラボレーション等を日本市場に合わせ大いに活用し、既存ユーザー層への更なる訴求と新規ユーザー層の開拓に積極的に取り組みます。更に、カストロールのブランド資産を活用して、近隣製品カテゴリーへ画期的な新製品で新規参入を図り、売上の拡大と同時に、売り場の活性化にも貢献してまいります。

 

 

カーディーラー:

純正オイルが中心に取り扱われる「国産車ディーラー・ルート」では、これまでの5ヵ年計画に引き続き、カストロールのプレミアム・オイルの取扱店舗数並びに数量を拡大することが最重点項目になります。そのため、これまで以上にディーラー企業に対して、プレミアムオイルの推奨販売に必要な各種サポートツールやサービス(トレーニング)を開発し、提供していきます。

 

また、保有台数に占めるシェアが向上している「輸入車ディーラー・ルート」では、世界規模で展開するBPグループのグローバルネットワークを活かし、現在の高いマーケットシェアを維持していきます。